道楽亭寄席OD8.20

負けてたまるか!?

立川志ら門・桂蝶の治二人会

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オープニングトーク

「やかん」志ら門さん

粗忽長屋」蝶の治さん

仲入り

「勘定板」蝶の治さん

「唐茄子屋政談」志ら門さん

ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー

・オープニングトーク

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8月の配信3つめです、忙しい💦

お盆やら仕事やら何やかや忙しいうえに志ら鈴さん、志ら門さんの落語会(共に配信)が続くので最後のこの配信はもう無理かなと思ったのですが…そう思いながらなぜかというか、ついというか、とにかく配信のチケット買っちゃったので追い込まれています。何もそんな自分を追い込まなくても締め切りなどあるプロでもなんでもないのですが、せっかく視たのなら残したい(落語を語るわけでもないただの感想だけど)という気持ちだけで、記憶が薄れるのと次がまたすぐにやってくる焦りと闘いながらやらざるを得ないところまで追い込んでしまっています。(アホなのか)

志ら門さんや志ら鈴さんがお忙しいのはいいことなんですけど、こんなんでいつまでついていけるのか。配信に期限さえなければゆっくりじっくり、というかのんびりと取り組むのですが💧なのでいつも配信の期限が短いと思っていますが今回も思いました、強めに🥲

さて。

桂蝶の治さんは落語芸術協会所属の方だそうで、志ら門さんの最初のお師匠さんと同じ一門に属しておられる…ということになるのでしょうか。蝶の治さんが入門されたときには志ら門さんはすでに破門されたあとだったようですが😅それでも和気あいあいと文治師匠のお話など…京都にお家を建てられたとか(詳細は忘れましたけど)に花が咲いておりました🌸

こうやって配信でも落語会を見ることができるといろんな落語家さんを知る機会が増えますが、まぁなんというか…そのぉ〜💧今回の蝶の治さんもかなりクセ強な感じの方で😅

まだ二つ目になりたてだそうなのでお若いんでしょうけど、その場その時に思ったこと言えることはなんでも言うとけみたいなタイプなんですかね。枕も含めほんとにお若いのかなって感じのパワフルトークでした😆落語より漫談をしている時間が好きなのだそうです(それ言うてええんかい笑)

旬な話題としては、NHK新人演芸大賞エントリーの時期ということで蝶の治さんは「やかん」志ら門さんは「そば清」でエントリー。二つ目さんたちの登竜門ということなのでしょうかね。

ある日、蝶の治さんが「やかん」を練習されていたスペース(SNSの生配信)へ志ら門さんが入られて、ご自分のくすぐりを教えてあげたのだそうですが「NHKでは使えない」と愚痴っておられました😂

ついでにいうと蝶の治さんからもくすぐりをご提案されたのに志ら門さんのやかんでさほどウケなかったのはダレのせいなのかとこれもまたグチっておられました(笑)

かと思うと、先日のヨネスケチャンネル(YouTube)で志らく師匠のご自宅が公開されていたというお話から、良かったらそれと合わせて志ら門さんが幻の弟子と紹介された回も見てみてくださいと紹介され「助け合いの精神で」と照れ隠しでしょうか可愛らしい一面も垣間見えたのでした🤟

そういえば昨年だったか、志ら鈴さんもエントリーされNHKまで迷いながら行ったとお話をされていましたが、今年は動画審査なのだそうで決められた時間内に収めた動画を提出するのだそうです。その動画審査については審査員の前で生で演りたかった志ら門さんと、動画だと何度も攝り直せて出来のいいのを送れるという蝶の治さん、なんとも対象的なお二人です。

結果はメールで来るのだそうですがそれに関してもいつ来るか決まってないので、来れば(スマホを)見るけどさほど気にしてなさそうな志ら門さんに対して、朝に昼に晩にとメールを気にかけて見てしまうという蝶の治さん、どこまでも正反対😆

とはいえ、結果はダメだろうなぁっていいながら、でも宝くじと一緒だから買わなければ当たらないし結果がわかるまでのワクワクは楽しみたいという息の合ったトークで盛り上がったお二人でした🎌

 

時間がない記憶がないといいながらどこまで書くんだよとそろそろ自分でも思い始めたので。

 

 

 

・「やかん」
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この日どの演目を予定されていたのかわかりませんが、志ら門さんから教わったというくすぐりをオープニングトークのときにやって見せてといわれたのをきっかけに、「じゃぁ今日はやかんをやります」って急きょ応じられた志ら門さん、落語家さんってほんとにその場で決められるんだなーと感心いたしました👏✨

以前のこの会では、共演が同期くらいの方が多くどちらが兄さんと呼ぶかで押し問答というのをよく見かけた記憶なのですが、最近後輩との共演が増えた志ら門さんに貫禄を感じるようになりました😊

 

・「粗忽長屋
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オープニングトークのところで書いてしまいましたがやかんのくすぐりの愚痴から始まった枕ですが、次に踊りのお師匠さんが出演された会を三鷹まで観に行ったお話になり、お師匠さんの出られた演目は素晴らしかったけどバス停から30分歩いて行って出演が15分しかなく、落語会でいうところのイロモノ(?)とかの立ち位置なのがもったいなさすぎた、とのことでした。

そしてバスののりばや路線が分からなすぎて、若い世代にバスは無理!とバス全否定で愚痴っておられました😂

私も推しのライブのため遠征をし始めた頃、地下鉄に乗るのに同じ駅名があちこちにある意味がわからず私が行きたいドームへ行く駅はどれ!?と脳がパンクしそうだったのを思い出しました。田舎には同じ駅名2つ以上とか存在しないし、まぁ新幹線どころか電車すら存在しないし、汽車もバスも1時間に1本あれば良しだし、車も片側1車線道路しかない…JR以外の〇〇線の△△駅という概念などないところから都会に行ったら脳内パニックで蝶の治さんのように愚痴りたくなるのもよくわかるのです。

さて。一席目の演目は「狼講釈」の予定でおられたそうですが「やかん」と講談(?)が被るとかで、こちらも急きょ「粗忽長屋」にされたそうです。

落語家さんのお客さまに対するおもてなしの心が粋だなと感じました🎌🙆

 

・「勘定板」
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蝶の治さんは久しぶりの道楽亭なのだそうで一席目は緊張で声が大きくなるクセが出たと仰られてました。

初めての道楽亭出演のときお客さまをイジり倒してからずっと呼ばれなかったそうで、今日の評価が次いつ呼ばれるかにかかってくるから帰り際には席亭さんに蝶の治さんを褒めておいてとお願いする蝶の治さん、またすぐに呼ばれるといいですね🎉

そこでふと思ったのですが、私が配信を通して知っていく落語家さんにクセ強さんが多いのは、もしかして志ら門さんにはそういう方との共演が多いってこと?道楽亭さんにおける志ら門さんの立ち位置的なものなのでしょうか😅

蝶の治さん曰く

長講の前なので品良く縁起良くスッと入ってサラッと終わる噺をと思いコレで。

だそうです。そこで会場はドッとウケてたのでなんとなく予想はつきましたけど、ご本人さまが運のいい話の体でと言われるのですからそういうことにしときましょう笑

そういいながら落語に入るのかと思ったら埼玉へ行ったお話に(笑)浴衣で落語というご婦人方がたくさん来られるであろう会に、まず主催者の方に時間が短いと言うと、何も言わないと長々やるからと言われ、「反対俥」「勘定板」をやりたいと言ったら反対俥は高座が壊れるからダメ、勘定板をするならこの仕事ナシにするよと言われたのだとか。よくご存知の間柄なのでしょうか、そのやり取りすら漫才っぽい😆

次が長いんだから早く落語に入れって思ってるでしょっていいながら埼玉の次岐阜へ行った話も始まりましたけど、それもわかってるけど落語に入ったらまたしーんとなるからって、もしかしてお豆腐メンタルさんなのでしょうか?私は笑いが起きないからつまらないとは思ってないですけど、お客さまを笑わせてあげたい気持ちが大きい方なのだなぁって思いました。

 

・「唐茄子屋政談」
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最近、次々と大ネタを披露されている志ら門さん。来年迎える10周年やその先の真打ちを目指してこれからも精進され続けるのでしょうね〜✨こっそりとですけど応援していこうと思います🎌

 

(結局大ネタに触れずに終わるのか)🤫マァマァ

 

 

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