【仲入り後】
「元犬」
こちらの枕はペットに関する実体験でした。
志らく師匠さまのお宅にはペットがたくさんいるのだそうで、ペット専用の一室まであるのだとか!そして前に住んでおられたお家から現在のご自宅へ移られたあと体調を崩したワンちゃんがいたそうなのですが、年末年始にそのワンコを弟子に任せて帰省されたのだとか。生死の境を彷徨っているわんこを任されたお弟子さんたちは必死にお世話をして無事にその期間を乗り切ったのに、後日そのワンコにマタタビを舐めさせたお弟子さんがいてワンコは可哀想なことになってしまったそうで「びっくりなことをする兄さんだった」と回想しておられました。その兄さんも今はおられないのだそうですが、どこいかれたのでしょう気になります😑
もう一つのエピソードトークは今の奥さまと結婚する前に奥さまが飼っておられたインコ(だったか文鳥だったか)のピッピちゃんを志ら門さんがうっかり逃がしてしまったお話でした😆
奥さまがお仕事でおうちにおられない昼間に、いつも籠の中では息が詰まるだろうと思った志ら門さんは手に乗せたまま窓を開けたら逃げちゃったのだそうです。「そりゃそうでしょw アホちゃうん?!」的案件ですが志ら門さんってなんだか憎めないですよね😂奥さまにはドギツく叱られたそうですが、諦めずに探して見つけられたのはなによりでした♡🐦
ただその後、外界のウイルスなどにやられちゃったのか1週間くらいで亡くなっちゃったらしいのですが、代わりに奥さまの妊娠がわかったので生まれ変わりなのだとポジティブに受け止め穏便解決した…のでしょう。たぶんね。😅
「元犬」は以前志ら鈴さんの配信で聞いたことあります。かわいらしくて、微笑ましくて、くすっと笑っちゃう楽しい落語でした♪
「千早ふる」
知ったかぶり系落語ということで枕は紋四郎さんが海外で知ったかぶりをしたお話でした。
シンガポールの日本人がやっているバーで落語のお仕事があり、それだけでは物足りなかった紋四郎さんは、たまたまシンガポール国立大学日本語学科の教授のメアドをネットで見つけダメ元でオファーしてみたのだそうです。するとこれまた、たまたまそれを目にされた教授からお返事がきて、生徒は日本語がよくわからないから英語で落語できますか?と聞かれ本当は全く話せないけど「出来ます」と答えたのだとか😆
そこから英語で落語をされている兄さんに音源丸覚えで使用する許可を頂いて暗記したのだそうですが、2センテンスほどご披露されたのを聴くと全く話せないというのは最上級に謙遜されてるのだろうと思いました。紋四郎さんの「全く話せない」というのは日常会話が出来ないことを指してるのであって、覚えた英文を「落語」としてお客さまに聴かせることができる程度には理解されていたはず😃☝️だから「丸暗記だからどこでウケるかはわかるけど、なぜウケてるのかはわからない」なんていわれてたのも脚色込みの謙遜かなーって思います。
とはいえ。日常会話になるとやはり普段から使い慣れていないととっさの一言がなかなかでてこないというのか思いつかないというのか…それを「全く話せない」と言いたくなるのはよくわかります🥲
シンガポールへ降り立った紋四郎さんはなぜか怪しまれ空港の手荷物検査所でリュックの中身を見せるよういわれました。
まずビニールに包まれた大きな何かが出てきて怪しまれ、ビニールを開けると風呂敷に包まれていてまた怪しまれ、それを広げると着物が出てきて、やっとそこで場の空気が和んだそうです👘良かったです(笑)
それを持ってこれからどこへ行くのかと尋ねられた紋四郎さんでしたが、ここで「Singapore national university」というとっさの一言が出てこず「ユニバーサル!」を連呼してシンガポールユニバの演者さんだと思われたまま無事入国できたのでした、てことらしいです。笑
ま、英語は喋れたほうがええですな←
(同感。)
「千早ふる」
これまた初めましての落語でした。
ひとまずこの和歌の意味知りたいじゃないですかー。なのでいつものようにググってみたところ紅葉の美しさを詠んだ歌なのですね🍁なるほど秋の落語なのですね、本来の意味だと(笑)
それがどういうわけだか波乱万丈な人生を送る相撲取りのお話になったのですね😆
この御隠居さん天才ちゃう?!
配信ってアーカイブがあるとはいえ期限付きなのでいつも書きながら見返したいと思いつつそれができずに記憶だけで書いてることが多いのですが、今回はたまたま期間中に休みがあったのもありますけど、このお二人が楽しそうでめちゃ何度も見返したのでいつもより余裕持って(ついでに調子に乗って)長々と書いてしまいました。
いつか見返すときにもまた楽しめるといいなぁと思いながら。
_φ(・_・
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