道楽亭寄席OD12.21

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オープニングトーク

「庭蟹」寸志さん

「尻餅」志ら門さん

仲入り

手話落語「味噌豆」志ら門さん

「品川心中」寸志さん


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007のテーマでご登場するやいなや配信用のインカム(?)を指して「これから落語するのに何つけてんの?」と突っ込まれ「落語も配信係もやるハイブリッドなので」と応える志ら門さん。そこからはもう寸志さん脚本の台本があるのかと思うようなトーク展開でお見事って感じでした🎉

配信担当しながら落語もするという志ら門さんにすかさず「他にも色々できるよね」と振る寸志さん。志ら門さんが野球と答えれば破門になったことに触れ、ギターもやるといえば他にもカバンになにか入れてたと促しけん玉、ブルースハープにも挑戦した話に繋げ、何なら今日はそれらをやりましょうかと調子に乗った志ら門さんには、おまえ楽屋で今日は落語やりたくないとか言ってたもんな、とシメる😆

なんでしょうか…同じ立川流の方だからなのでしょうか、実は血縁関係あるんでしょうかと思うくらい志ら門さんの末っ子の本性を見透かしてる兄(あるいは親)のような自然で完璧なトーク展開でした。

またそこからするっと自然に「今年は良いことありました?」と志ら門さんに次のトークテーマを投げかけます。

志ら門さん的今年のビッグニュースの一つは志ら門さんの独演会や出演する落語会に地方から毎回足を運んでいただくコアなお客様ができたこと、もう一つはNHK新人演芸大賞の一次予選を通過したことだそうですが、演芸大賞に関しては一次予選を通過した時点での舞い上がり具合が周りの落語家さんたちを戸惑わせていたと寸志さんも呆れ半分に笑っておられました😅

また「天下のー」と言われる、上から目線の(←そう言われたので)テレビ局が公表してないことを公表したのがお気に召さなくて本選に行けなかったんじゃないのかと、どちらかというとテレビ局をディスっておられるのをみると寸志さんご自身も何かあったのでしょうかね、気になるところです。🤭

ここでやっと志ら門さんが兄さんは今年どうでした?と返しましたが、どうやら寸志さんは今年踏んだり蹴ったりの一年だったようでした。落語の賞レースに関してはNHKとはまた別の相模原と公推協(?)がダメだったというお話しでしたが、1/2新年会の日にタクシーにお財布を忘れたとか、詳しくは言えないそうですが4万いくらかを踏み倒されたとか、5/4酔っ払って植え込みに倒れ込んで顔に傷を負われたとか、賞レース以上に痛い思いをすることが重なった年だったようです。😱💦

そこですかさず志ら門さんは「ピンチはチャンス」というご自身が座右の銘にされている談志師匠のお言葉でフォローしようとピンチをチャンスに変えたエピソードを披露されました。

連雀亭へ4名で出演していて全員が施錠し忘れて帰ってしまったために3ヶ月出演禁止処分になったことをピンチとし、その出演できない間その4名で何かやろうと考え、談志師匠の娘さんのお店で「わけありの会」という落語会を開催してチャンスに変えたという、一見なるほどなお話でした。

しかし寸志さんはそれはその会が大盛況だったならそう言えるけど?と当然の疑問を投げかけ、銀座のお客様なので振る舞いが優しいし御祝儀も頂けて連雀亭よりいいかもとお子ちゃまレベルにサラリと素直なことをいう志ら門さんに「今新たなピンチに立ったよ」と再びシメておられました🤭www

そしてこのままではいつ自分にも火の粉が飛んでくるかわからないと思われたのか、志ら門さんのエピソードはピンチがチャンスになってないしお客さんもほぼそう思ってるだろうけど(笑)、要はピンチをピンチと思わない心臓の強さとポジティブシンキングでチャンスにしていかないとね、と上手くまとめられました👏

この時点でもしかしたら寸志さん的にはオープニングトークなんとなくまとまったかな、と思われたかもしれませんが、そこから志ら門さんが「破門の門で志ら門なのでね」と言っちゃうからまた1エピソード広がりました😆(こっちとしてはラッキー♪)

破門の門というのもドえらい十字架背負っているけど、現立川志ら玉さんの二ツ目のときのお名前が、快楽亭さんから受け入れたから里子の里でらく里(り)っていうのもヒドい話でしょ…ってことでした。志らく師匠がつけられたのでしょうかね〜😅

そこで志ら門さんは自分が真打ちになるときには門を"悶々する“の悶にしようか、とこれまた思いつき(だろうと思う)っぽい提案だったのですが、すかさず「今の志ら門には心がないから心を入れて悶えようとしてるの?」というツッコミでオープニングトーク着地したのでした。←このエピソードでは、寸志さんの頭の回転とか対応力に惹きつけられました✨お見事です〜🎉🙌


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オープニングトークで39歳の志ら門さんと17違うと仰られたので56歳ということになりますが、真打ちさんなのかわからずいつものようにググって入門されたのが遅かったのだとわかりました💡40歳を超えての入門とは、スゴいですね(語彙力💧)情熱とか続ける気力とか記憶力とかとにかくいろいろ大変だろうと思うのですが、よほど好きでないと思いきれないことだとおもいました。

始め「庭蟹」ってなんて読むのだろう、何のことだろうと思いました。落語を聴いて納得です♪洒落系落語とでも言うのでしょうか、他にも似た落語があるのかは知りませんけど😅


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仲入り

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志ら門さんは先月の独演会と同じ演目でしたが、今回珍しくお着替えがなかったのはなにか出番とかに決まりがあるのでしょうか?志ら門さんはいつもお着替えされるイメージだったのですが道楽亭寄席のときにはお着替えされないこともあるのでしょうかね〜💧そのことばかり気になりましたが、志ら門さんのSNSみていると毎日とても忙しそうにされているのでそのへんとの兼合いなのかしらと思わなくもありません。とにかくこのあともずっとお忙しそうで何よりです。

 


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まずは何の前知識もなく聴いて「なるほど」と思い、そこから検索してみました。何がなるほどだよえらそーに、と自分でも思ってますが、どの感情で愉しめば良い落語なのかわからなかったので検索してみたわけです。

(そして再びなるほど、となる🤔)

検索してみて、あらすじとか解説的なものを読むこともあれば別の落語家さんの同じ落語の動画を見ることもあるのですが、今回あらすじ読んだところで「ん?」となり、寸志さんの落語で聴けて良かったのかも…と思いました。

あらすじ読む限り「人間て怖いよね」系の落語ですやん💧だけど寸志さんのを聴く限りそこを多少でも「人間て面白いよね」寄りに話されてるのかなと感じたものですから。全く見当外れだった場合は誠に申し訳ございませんなのですが、まだまだ落語体験値低いので―。🙇🙇

 

今回見たあとすぐに書き始めて余裕があったはずなのですが一度止まるとずーっと書けなくなるので確かめてはないですがもう動画の期限も切れてて見られないと思うのでどうしましょう(知らんけど。)

 

ごあいさつ
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寸志さんって先輩としてきちんとしておられる方なのですね。同じ立川流だからという責任感もあるのでしょうか、トークではずっと志ら門さんのフォローをされ、エンディングトークで志ら門さんも呼んでご挨拶まで!このあとの打上げでもお勉強をさせていただいたと志ら門さんSNSでみたので有り難いことだと親目線で感じたのでした👁‍🗨💕

ていうか、出番終わったらもう私服なの、有りなのか無しなのか正解が知りたい🤭笑

 

去り際のサービスショット♡
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志ら門さんもみなさまも良いお年をお迎えください❣️💫💫

 

 

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